2010年12月27日

痛風の食事療法にはコーヒー?

痛風がコーヒーを飲むことで発症リスクが低くなる、という研究結果が発表されて話題となりました。もしかして、コーヒーで痛風の食事療法ができる?

カナダ・ブリティッシュコロンビア大学の Hyon K. Choi博士らのグループが、男性医療従事者を対象に行った12年間の追跡調査の結果、コーヒーを毎日4杯以上飲む人たちは、全くコーヒーを飲まない人たちに比べて、痛風の発症リスクが40%も下がることがわかったというものです。

痛風がコーヒーに影響を受けるのは何故か、その理由は明らかになっていませんが、コーヒーに含まれる、フェノールクロロゲン酸という強力な抗酸化物質の働きや、コーヒーにある血液中の尿酸値やインスリンを下げる働きが関係があるのでは、と言われています。

また、コーヒーに多く含まれるカフェインは、同じカフェインを含む紅茶などを飲んでも痛風の発生リスクには関係しないことや、カフェインレスコーヒーを飲んでいる人たちにも痛風の発症率が低いことから、カフェインは痛風の症状には関係していないと考えられるそうです。

ボストン大学とハーバード・メディカルスクールによる9万人の女性看護師の食習慣と健康状態について、26年間追跡調査した結果も発表されていて、女性にも同じ傾向があることがわかっています。痛風とコーヒーの関係は、これからもっと詳しく明らかにされていくかも知れませんね。
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2010年12月26日

痛風の治療は2通りの対策から考える?

痛風の治療は、発作が起きた時と、痛風発作がおさまったあとでの、2通りの対策から考えられます。

痛風の特徴である、激しい痛みをともなう急性関節炎の発作が起きたときは、まず痛みを止めなければなりません。痛風発作の治療薬として以前より使われてきた、コルヒチンのほか、非ステロイド抗炎症剤や、ステロイド剤の投与が行われます。

痛みがおさまったあとから、本格的な痛風の治療が始まります。痛風の原因は体内の尿酸値が問題であることから、尿酸を下げる薬を服用しながら、痛風の食事療法や運動指導などの日常生活での尿酸コントロールが行われます。

痛風治療のために用いられる薬としては、尿酸値を下げる薬である尿酸コントロール薬として、アロプリノール(ザイロリック、アロシトールなど)や、ベンズブロマイン(ユリノームなど)、プロベネシド(ベネシット錠など)が代表的です。また、尿中の尿酸を溶けやすくして、尿酸の排出を促す、ウラリットを服用して、尿路結石を予防することもあります。

痛風の治療は、原因物質を体内から完全に取り除くことが非常に困難なことから、生涯続くものと言われています。最初の痛風発作が始まった時点ですぐに病院を受診し、医師の指導のもとで、適切な治療を開始することが大切です。

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2010年12月24日

痛風治療薬の効果は?

痛風治療薬にも何種類かありますが、有名なのはアロプリノールでしょうか。これは、主にザイロリックという名称で知られ、体内の尿酸の産生を阻害して尿酸値を下げる薬です。

痛風薬としては、尿酸産生過剰型の患者や、尿路結石を合併している人に投与され、高尿酸血症の治療にも用いられます。その他、ベンズブロマロン(ユリノーム)や、プロベネシド(ベネシット錠など)が代表的な痛風コントロール薬です。

コルヒチンは、昔から痛風治療に使われてきた痛風の予防薬です。痛風の初期や、予兆時に服用することで、痛風発作を抑えることができますが、副作用が認められたことから、最近ではあまり処方されなくなっています。また、尿中の尿酸を溶けやすくして尿路結石を予防する薬としてウラリットがあります。

痛風コントロール薬は、痛風発作の治療薬ではなく、痛風発作の痛みを抑えたり、腫れを取ったりといった劇的な作用は一切ありません。痛風発作がおさまった後から飲み始め、毎日服用して体内に蓄積した尿酸を減らします。痛風コントロール薬を服用することで、痛風発作を予防したり腎障害を改善して行きます。

痛風の薬は、医師の指示のもとで、注意事項を守りながら、正しく使用しましょう。

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